　評価を高くするポイントは作品によってまちまちだが、結局は主観なので、何度も見返したいと思ったかどうか、という部分が大きい。私はキャラクターが歌ったり踊ったりするシーンが好きなのでこういうアイドルモノやバンドモノは何度も見返したくなるし、バイアスは大きくかかっていると思う。ただ、サンシャインの評価を高くしている理由はもう一つ。

　6話「Aquors WAVE」と7話「残された時間」があったからだ。

　特に7話はラブライブ優勝へのモチベーションをようやく形とした、特徴的な回だったと思う。ラブライブ予選でのみんなを引っ張るモンスターとしてのちかちゃん、圧倒的なパフォーマンスの後のあと一歩の切なさ。悔しさが、悲しさがすごく伝わってきて、今まで自分はラブライブ優勝なんかよりもよっぽど執着しているということをずっと見てきていたんだということを実感させられた。今まで見てきたのはラブライブに直進する彼女たちじゃなくて学校のために奔走する彼女たちなんだということが分かって、今まで丁寧に描かれていたんだなあと実感したから、何度見返しても思うところがあるんだと思う。

　無印はわりとこの辺、最初からラブライブに向かっていた気がする。7話で生半可じゃないくらい学校のために向かっていたからこそ、ここで輝きをラブライブ優勝、というところに持って行けたときに大きな力になったんだと思う。よき…最高…

　ラブライブは毎回最終回があんまり好きじゃないんだけど、今回はすごくよかった。今までのライブを思い出すような流れって、ラブライブに思い出を託す彼女たちを体現しているんだと思う。もちろん、2期で3年生が卒業するうえでみんなの成長(特にルビィ)も焦点が当たっていて、すごくよかった。だめだこれ、評価の理由を書く場には収まらないくらいいろいろ思うところがある。あとでサンシャインよかったよ日記も書こう。ということでこの辺にしたいと思う。

・宝石の国…評価◎+

　op:◎　ed:◎　作画:◎　内容:◎-

　宝石の国は内容というよりは見ていてかわいいと思う子たちが多かったことが何度も見返したいポイント。正直、アンタークのことは好きだけど8話は辛すぎて1回しか見ていない。+をつけた理由は絵が本当に美しかったこと、opが超絶好みだったこと、ふぉすの成長過程に目が離せなかったことの3点だ。あとはダイヤモンドがめちゃ好み。

　残念だったなあと思うのは12話だったこと。尻切れトンボ感があってもったいなかった。まあ、原作終了していないししょうがないことなんだろうけど、しょうがないとあきらめることともったいないなあと思うことはまた別だし。この辺が内容が◎-であった理由。ふぉすの可愛さをずっと見ていたからこそ、8話のふぉすの衝撃は私たちへの衝撃だったし、すごくよかった。ただ、全体としてやっぱりなんとなく散文的で超おすすめ！って人に言えるかという点でもう少しかも…と思う。この辺は気にならない人もいると思うし、私の一つの作品でまとまったものが見たいっていうわがまま。でもその辺も踏まえてもこれは見てよかったなあと思う作品の一つ。

　ふぉすの成長が切なくて痛いので、定期的にばかな行動してるふぉすを見返しているが、失われるものに対する執着心というか、そういうものがくすぐられるなあと強く思う。アイドルが卒業するからいいのと同様、成長が不可逆であるからいとおしく思うんだろうなあ。

・クジラの子らは砂上に歌う…評価○+

　op:◎　ed:◎　作画:○　内容:○+

　こういう絶望からの奮起、みたいなの結構好きなこともあるけど、opedが心底好みっていうのが大きいと思う。

　別に人が死ぬのがいいアニメとは限らないと思ってるけど、やっぱり大事な人が死ぬ覚悟もなく死んでいくのを見てしまうと感化されてしまうものがあると思う。そういう意味で必死に生きてあっけなく死んでいく彼らに寄り添う内容は良かったと思うんだけど、心の作品にはならなかった。泥クジラの秘密にあまり興味がもてなかったのが原因かもしれないけど、それこそ記録のように淡々と進められていることが逆に響かなかったのかもしれない。でもそれは作品のよいところだし、全然嫌いってわけではない。

・血界戦線＆BEYOND…評価○

　op:○　ed:○　作画:◎　内容:○

　全体的に合わなかった。それだけ。1期でネジの回好きすぎて何回も見ていたからちょっとしょんぼり。というか、途中からとってはあるけど見ていない。見たら感想はまた変わるかもしれない。

・キノの旅…評価○

　 op:○　ed:○　作画:◎　内容:◎

　正直本読んでいれば良いのではと思ってしまった。結構好きな回あるし、あとがきとかすごくよかったけど、一回見ればいいかな、と思う。この辺も私の好みがこういう話と合ってないことが原因なんだろう。

・結城友奈は勇者である2期…評価○

　 op:◎　ed:○　作画:○　内容:◎

　好きなんだけど、絶望が多すぎて食傷気味になってしまうことが評価○な原因。ただ、好きなのであとで書きたいと思う。

・食戟のソーマ…評価-

　これは私のソーマに求めるものがソーマのすっきりがつんとな部分だからってだけで決して作品がつまらなくて見るのをやめたわけではない。ただ、あにめってテンポ悪いし、毎週見続けるだけの気力って忙しい時には特に起こらないと思う。私は本とか短時間で一気に没入して開放感を抱きたいタイプなのでちょっとだけしんどい展開があったときに、ピンと来ないと見る気無くしてしまってたまってしまう。しんどい展開ってそれを乗り越えた先が面白かったり、その過程自体におもしろい展開が待っていたりいい時もあるけれど、ソーマは薙切のお父さんが出てきて十傑の意思表示が出たときになんか嫌な展開になりそうだし、あとでネトフリ見よってなってしまっただけなのであとで見るねごめんねって感じ。

　ちなみに4話はとってある。美味しそうだし、爽快感あったし、とても好みだった。

・魔法使いの嫁…評価-

　これはけっこうみんな見てたのかな、と思うけど自分には何となく合わなかった。絵もきれいだし、opとかいい感じだったとかいいと思うポイントはあれどそんなに好きじゃなかった。主人公の女の子可愛かったんだけど、好きになれなかったのが一番の原因かもしれない。10話くらいまでしか見てないのですが、竜の国の話は嫌いではなかった。なんとなく乙女ゲームの主人公みたいな感じがしたけどファンに怒られるかな…？

・銀魂…評価-

　前の銀魂が見れていないのでなんとなく見れてない！くさなぎの回だけ見た！やっぱり絵がきれいだしopもedも好き。内容は知っているからまあいいんだけど、やっぱりアニメで見るテンポでの銀魂も好きだなあってすごく思う。

　なかなか適当になってしまったけど疲れてしまったしこれで上げようと思う。

　これ書きながらヴァイオレット・エヴァガーデンの2話見たけどほんと純文学だなって思った。表現の仕方が純文学

2017-12-19

歌は囲碁と同じ！

アニメ

東堂シオンちゃんのセリフ(14話)より

内容

1．プリパラを始めた動機

2．アニメプリパラ見たよ

プリパラを始めた動機

プリパラはゲームから始めました。

トイザらス、ゲーセン、ジャスコ…小学生たちの中で始めるのはとても恥ずかしかったけど池袋とか新宿のゲーセンは大人のお友達しかいないので羞恥心なく楽しめます。

プリパラのゲームのいいところは値段設定と自分でキャラを自由に作ることができる点。他にもそういうゲームはいっぱいあるんだろうけど、私のTLだとプリパラのスクショだらけでかわいかったから始めました。

お恥ずかしながら私は好きなアニメキャラをモデルにオリキャラを作って遊んでます。

自分の推しがかわいい服着て踊っていろいろポーズ決めて歌ってってやってるのを見るのにたった100円でいいなんて最高すぎる。

プリパラってすごい！！

なにより私の推し、オッドアイで赤い髪なんですが、ランクが上がったりお買い物したりすれば手に入るっていう。プリパラのキャラづくりの幅が広くて本当感謝しかありません。

さらに何個かモデルを作ってその子たちをグループに組み込むことが出来るので好きなキャラと好きなキャラで踊るということが出来る！！

最高以外の何物でもない。ありがとう。プリパラ

という感じで始めたプリパラですがアニメも最高だった。

プリパラは音ゲーでもあるので曲を選ぶのですが、すごくよい。私が始めたときは「チクタク・Magicaる・アイドルタイム」が一押しの曲になっていて、全く曲を知らないのでずっとそれでプレイしてたのですが、とても良い曲

最初に入る手拍子も初めの歌詞の「チクタクマジカるんるん」のメロディも「それじゃ急ごうみんな待ってる」のメロディもサビも全部初対面のオタクの心をつかむ。

私はラブライブだとほのかが好きで、楽しそうに歌う子、元気な子が好きなタイプなんですが、この曲を歌う子もきっと楽しそうに歌っているんだろうなあというのが伝わってくる(まだ実はアニメ途中でこの子に出会ってません。もしこの曲が私が抱いた感想と違う感じで作られていたとしても好きだと思う)。この曲全体でプリパラを判断するのは早計だったかもしれないけれど、キンプリでいうプリズムの煌めきを感じました。

これはアニメ見なきゃ！と思って頼ったのがNetflix。

個人的ベストアニメをほとんど網羅してる素晴らしいオタクの味方ネトフリ。プリパラもちろんあって感動しました。

ネトフリありがとう。

アニメプリパラ見たよ

ここまで前置きです。

ここからはプリパラ14話までみた感想

ストーリー:面白い　曲:すごくいい　ダンス:最高　キャラ:よい

感想ついはしてもこうやって言語化していなかったからなかなか難しい。

まず設定が面白いなあと思いました。月刊少女野崎くんの9巻でも言及されていたけど変身願望が満たされるものは面白い。その変身願望をプリパラは元を否定しないで満たしている。opのMake it!にも表れているけど、自分らしさを否定しないで自分の理想を追いかけようと伝えている。正直プリパラの世界を全く理解できてないんですがそんなのどうでもよくなる。そこに行ったら自分の理想の姿になって楽しくライブできるって場所があるって最高じゃん。

あとは曲中のメイキングドラマがすごい！ライブのドキドキ感、ワクワク感ってこんな風な伝え方もあるのかあ！って思いました。ゲームだけのオリジナルなのかなと思ったら違った。というかプリパラに入る時点から全部同じだった。プリパラは自分の理想の姿を本当に現実に作ってたのか！って感動しました。一緒にプリパラ見た子がアニメとゲームをリンクさせてゲームやりたいって思わせるようにしてる、すごいともらしてたけど本当にすごいと思う。オタクグッズで一番欲しいものは？って聞かれたら私は推しが原作で使ってた小物だと答える。好きな子と一緒のことをする、一緒のものを持つって誰でもあこがれることだと思う。プリパラは好きなキャラと同じ空間で同じ服を着て同じ曲を歌ってダンスできる(させられる)。理想のコンテンツだなあと思いました。

まあ、私は推しにらぁらと同じ服着せてかわいい！って言ってる違う楽しみ方をしているけど、対象としている年齢層に対して最高のサービスをしているな、と。

キャラもみんないい子たちだなあと思います。割と行動理由がわからないキャラも多いけど。校長先生とか。東堂さんもいまいちよく分からない。私はわりかし汚い心を持っているのでみれぃのことあーはいはい正義感押し付けてくる系女子ね、とか14話でもこれ、のちのち禍根となってグループ話し合うやつだとか度々ひどいこと予想しちゃうしソフィ親衛隊のことも自分の尺度で素のソフィを認められないんじゃないかとか思ってたけど全然違いました。自分の予測が恥ずかしくなったし、この予測って今までの経験則だったり、アニメでの展開だったりが影響しているわけでなんというか、世界の綺麗な部分を見せられた気がした。

そういう面で、プリパラって結構きれいごとな部分も大きいと思うんだけど、全然いやじゃなくて、自然にすっと入ってくる。自分が少し恥ずかしくなる時もあるけど。ただただきれいな世界を見せるふわふわ系なアニメもあるけど、プリパラはそうじゃなくて頑張ってるし誰かを尊重しようという動きがあるからきれいごとが美しいだけの張りぼてじゃなくて輝いて見えるんだと思います。

曲もね、すごくいいと思います。最初だけでこの曲好きだって判断してしまうせっかちなタイプなんだけど、最初からいい。なにより、Make it！なんかopでも作中でも何回も流れているのに全く飽きない。どうなっているんだ。衣装もすごくかわいくて毎回このコーデ推しに着せたい！ってなるんですがなかなか出ない。まあワンダーランドマカロンワンピはあるけど。でも他の服もすごくかわいいので全然いい！楽しい！可愛いの好きすぎてクールとポップが全然来ないけど、、、

14話まではずっとそらみスマイルが結成されるまでのあれこれだったのでこれからが本番、という感じなんでしょうね。らぁらの主人公力とも言える求心力と誰かに寄り添えるやさしさでつないだそらみスマイルがどんな風に成長していくのかとても楽しみです。ここまで一気に見てきたわけではなくて時間の合間にちょびちょび見てきたのですが14話まではバーンと一気に見ればよかったかも。でもたぶん15話からもちょびちょび見ていくことになると思います。東堂さんたちのすごいライブを見てらぁらたちが衝撃を受けていましたが、良いライバルになりそうだな、なんて偉そうに思ってます。あの双子ちゃんたちの名前覚えていないんですが、ピンクの子がかわいいなあとすごく思う。あとは、やっぱりうさぎ敏腕マネージャーなんだなっていうのを感じました。くまさんはやっぱりらぁらたちの力って部分が大きい気がするので(割とうさぎもソフィのときはそうだったけど)成長が見たいようなそうでもないようなという感じです。

次は15話を見なければ

簡易な備忘録として書き始めたのに2時間近くかかったので使い方をどうするかは後で考えます。

プリパラだけじゃなくて一番お金も時間もかけて推している黒バスの話や今自分の中で熱い宝石の国、大好きなラブライブとラブライブサンシャインの話、今見てるアニメの話なんかを書いていければと思います。